ハーブの種類や育て方などの知識が満載!【HowToハーブ】
ラベンダー,ハーブ

どんな花?薫り高いラベンダーについて

富良野や河口湖のラベンダー畑などで知られているラベンダーは、薫り高く鮮やかな紫色の花を咲かせるため、とても人気があります。またドライフラワーにしたり、アロマテラピーに用いたりなど、さまざまなことに利用できるたいへん用途の広い花でもあります。さまざまなハーブの代表格、ラベンダーとはどんな花なのかを紹介しましょう。

種類、育て方、ラベンダーポプリの作り方など

ラベンダーは、ほぼどんな人でも知っている有名な花です。美しくて香りがよく、眺めているだけで心が癒されるラベンダーは、ハーブの王様といっても過言ではないでしょう。

見ても使っても私たちに潤いを与えてくれるハーブ、ラベンダーの種類や育て方、おすすめのラベンダーポプリの作り方などをお教えします。

花色は紫だけじゃありません

ラベンダーは稲穂の先のような花を咲かせるシソ科の植物です。ラベンダーと聞くと誰もが鮮やかな紫を想像しますが、白やピンクなどの爽やかな色の花をつける種類もあります。

ラベンダーは"洗う"という意味のラテン語"Lavare"が名前の由来となっているのですが、これは古代ローマ人が、お風呂の中や洗濯に使用する水に、殺菌や防虫の効果を利用する目的でラベンダーを入れていたためです。

見栄えが良いので、ラベンダースティックやドライフラワーなどの飾りによくされます。また素晴らしい香りがあり、薬効成分もあるため、ハーブティー・エッセンシャルオイル・化粧品・お菓子など、さまざまな商品が作られています。

全部で30種類以上ある!

全部で30種類以上あると言われているラベンダーですが、大きくイングリッシュラベンダー系、ストエカス系、デンタータ系、プロテストエカス系、ラバンディン系の5つのグループに分けることができ、以下のようにそれぞれ特有の姿や性質を持っています。

系統 特徴(姿や性質など)
イングリッシュラベンダー系 最もポピュラーな種で、紫やピンクや白い花を咲かせます。気温の高い夏が苦手ですが、寒さには強いです。
ストエカス系
(フレンチラベンダー系)
先端にうさぎの耳のような苞がつく種類です。成長スピードが早く、寒さ・暑さ・湿気に負けません。
デンタータ系 葉っぱの縁が歯のようにギザギザしています。ほかの種に比べると茎が細長く、四季を通じて花が咲きます。
プロテストエカス系 寒さに弱いものが多い系統です。葉に羽のような細かい切れ込みがあるためレースラベンダーとも呼ばれます。
ラバンディン系 耐寒性、耐暑性があり丈夫です。草丈60cm前後で初夏に花が咲き、香りが強いので精油によく使われます。

高温多湿に注意して育ててみよう

観賞用、食用、薬用と用途多彩なラベンダーを育ててみましょう。ラベンダーは高温多湿に弱い種が多いことを除けば、総じて丈夫なので栽培は難しくありません。ラベンダーの育て方を分かりやすく説明します。

育て方

  • 1.3月〜4月に種蒔きを行います。
  • 2.日当たりと風通しのよい場所において、水を与えます。
  • 3.1年に2度(4月と9月)を目安に、少量の固形肥料をあげます。
  • 4.4月か9月頃には剪定を行って、蒸れないように注意しましょう。
  • 5.増やす場合は、5月〜6月もしくは9〜10月に挿し木をします。

ラベンダーポプリの作り方を教えます

ハーブや香辛料、エッセンシャルオイルなどを混ぜ合わせて熟成させたものをポプリといいます。ポプリは見て楽しめるだけでなく、良い香りがストレスを軽減してくれたり、虫除けになったりなど、私たちにさまざまなメリットを与えてくれます。

ポプリの主材料となるハーブは何でも良いというわけではありません。香りが強いものや、メインとなる素材を引き立ててくれるものを選ぶ必要があります。ラベンダーは、ポプリに適している花の1つです。

ラベンダーがメインのラベンダーポプリは、心を落ち着かせる作用があるのでリラックスしたい時などに最適です。一般的によく作られている、乾式タイプ(ドライポプリ)のラベンダーポプリを作ってみましょう。

育て方

  • ラベンダー、ペパーミント、ローズマリー……合わせて600g
  • 香辛料(シナモンとクローブ)……各2.5g
  • 保留剤(オリスルートかショウブの根)……5g
  • エッセンシャルオイル(ベルガモット、ゼラニウム、ベチバーなど)……数滴

作り方

  • 1.素材をザルにまばらに置き、風通しのよい日陰で自然乾燥(7〜10日)させます。
  • 2.完全に乾いたら、素材を2〜3cmに切ります。
  • 3.ビニール袋に入れて、乳鉢で砕いた香辛料や保留剤を加えます。
  • 4.手順2の中に好みのエッセンシャルオイルを1〜2滴入れて香り付けを行います。
  • 5.密封して1ヶ月くらい熟成させます。
  • 6.香りが全体に広がるように、たまに袋を振りましょう。
  • 7.ガラスの容器に入れてお部屋に飾ったり、匂い袋に入れたりして楽しんで下さい。

作り方

  • 香りが消えてしまったら、エッセンシャルオイルを加えましょう。
  • 保留剤とは、ハーブの香りを引き出して持続させてくれるものです。

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