ハーブの種類や育て方などの知識が満載!【HowToハーブ】
セージ,ハーブ

薬効に優れているセージについて

ソーセージなどの加工食品や豚肉料理によく使われているセージは、「5月に食べると病気にかからない」という言い伝えがあるほど薬効に優れています。ここでは暖かい季節にさまざまな色の美しい花を咲かせるハーブ、セージについて紹介します。

種類や育て方、効果などを紹介します

爽やかで鋭い香りを放つセージは、"治療力"の意味を持つラテン語salvereが語源となっている植物です。

薬草としてはるか昔から活躍してきたセージは、古代ローマではあらゆる神聖な儀式で捧げられるほど、人々の間では欠かせないハーブでした。

食用・観賞用・薬用など使い道が豊富にあるセージの種類、育て方、効果などを紹介していきます。

薬草として重宝されてきました

5〜7月の暖かい時期に、筒状の花を咲かせるのがセージです。

和名をヤクヨウサルビアと言いますが、これはサルビアと近縁の花であり、昔から薬用のハーブとして重宝されてきたことが名前の由来となっています。

セージは薬効に優れており、免疫力を高めてさまざまな病気を予防する効果を持っているため、日本のみならず世界中で「長寿のハーブ」と評されています。

17世紀の中国では、オランダの商人と、葉っぱ1枚につき最高級中国茶3箱という条件で取引していたほど高価なものでした。

真っ赤なチェリーセージなど種類色々

セージには、チェリーセージ・アメジストセージ・ホワイトセージなど、さまざまな種類があります。

それぞれの名前通り、チェリーセージは赤、アメジストセージは赤紫色、ホワイトセージは白色の花を咲かせます。

他にも爽やかな香りが蜜蜂を引き寄せるコモンセージや、葉にパイナップルのような匂いがあるパイナップルセージなどがあります。

ハーブとして使われるのは、主に葉っぱ

花や茎も利用可能ですが、ハーブとして使われる箇所は主に葉っぱです。セージの葉は楕円形もしくは笹のような細長い形をしており、表面に無数の細かいシワがあります。

色は基本的に緑色ですが、なかには斑点が入っていたり、葉の外周が黄色で縁取られていたりする(ゴールデンセージ)種類なども存在しています。

成熟前の茎葉は産毛のような白い毛で覆われているため、一見カビが生えているように見えますがカビではありません。

コモンセージの上手な育て方

薬用のセージとして一般的に使用されているのはコモンセージです。紫色の花を咲かせるものが広く知られていますが、淡いピンク色の花が咲く珍しい桃花コモンセージという種類もあります。

コモンセージのドライリーフは主にハーブティーに使われますが、ほかにも豚肉の臭み消しなどに役立ってくれます。コモンセージの上手な育て方や、注意すべきこと・ポイントなどは下記の通りです。

育て方(手順)

  • 1.春か秋(5月か10月)に種を蒔きます。
  • 2.鉢植えの場合は、風通しと日当たりのよい場所に置きます。
  • 3.土の表面が完全に乾いたら水をあげます。夏は朝と夕方の2回です。
  • 4.肥料は5月〜11月に与えます。冬は要りません。
  • 5.発育がよいので2年に1度は植え替えをしましょう。

注意すべきこと・ポイント

  • 用土は水はけのよい、赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜたものがおすすめです。
  • 日光が強すぎると枯れることがあるので、真夏は半日陰に移しましょう。
  • 冬は軒下に移動させましょう。霜がついて葉が黒くなったり成長が悪くなったりします。

精油には頭が良くなる効果が!

セージの葉からはアロマテラピー用のオイルを抽出することができます。

オイルの香りは樟脳に似てスッキリとしているので、モチベーションを上げたい時に最適です。また抗菌作用があるため、ヨーロッパではうがい薬として使用されています。

そのほかにも、セージの精油には以下のような効果があります。

セージの精油の効果

  • 胃腸のトラブルを治し、消化を促進します。
  • 脳が刺激されるので集中力が高まります。
  • 神経の強壮作用があります。
  • 熱や血圧を下げる効果があります。
  • 頭皮によく、フケや抜け毛などを防止します。

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