用途多彩なジャスミンについて
ジャスミンティーで有名なジャスミンは、とても香りの良い花です。見た目が愛らしく、用途が広い上に、乱れた気持ちを安定させてくれたりなど、さまざまな効能を持っています。ハーブとしての利用価値の高い、ジャスミンはどんな力を持った花なのでしょうか。
人気の理由・育て方・効能などを紹介
"愛らしさ"や"優美"という花言葉の通り、ジャスミンは白くて可愛らしい花です。
ジャスミンは、香水やお茶などの原料として最適であり、薬効もあることから昔より多くの人々に愛用・愛飲されてきました。
ジャスミンティーはなぜ人気が高いのか、どうやって育てるのか、ハーブとしてどんな効能を持つのかなどを紹介していきましょう。
ロマンチックな香りがする花です
世界で200種類以上あると言われているモクセイ科ソケイ属の植物の総称であり、原産地はアジアやアフリカです。漢名は茉莉(まり)や茉莉花(まりか)といい、女性の名前に使われることもあります。
ジャスミンの花からは、ロマンチックな良い香りがします。そのためジャスミンの芳香成分は、香水やお茶、精油などによく利用されます。また薬効にも優れており、さまざまな効能を持っています。
具体的には、「気持ちが前向きになり精神が安定する」「血液を綺麗にする」「風邪による熱を下げる」「母乳の出を促し、マタニティブルーの症状を改善する」といった作用があります。
"ジャスミン"の名でもジャスミンじゃない?
ジャスミンという名前の入った花はたくさんあります。最も広く知られているのは、真っ白な花を咲かせるハゴロモジャスミンです。他にも、黄色の花が咲くカロライナジャスミンや、ブーケの材料として使われるマダガスカルジャスミンなどがあります。
どれもジャスミンの名が入っていますが、全てがジャスミンの仲間というわけではありません。ハゴロモジャスミンはジャスミンの仲間なのですが、マダガスカルジャスミンやハゴロモジャスミンは別の種です。
また見た目からは想像がつきにくいですが、カロライナジャスミンは毒を持っています。よってジャスミンをハーブとして利用する時は、種類に気を付けるようにしましょう。カロライナジャスミンと、マダガスカルジャスミンの特徴などをお教えします。
カロライナジャスミンについて
4月半ば〜5月半ばに、直径1cmほどのラッパのような黄色い花をたくさん咲かせるのがカロライナジャスミンです。
花は秋から冬にかけて紅葉し、ジャスミンに似た香りがありますが、ジャスミンとは全くの別種です。
つるは発育がよく年に2〜3mほど伸びるので、フェンスや外壁の飾りなどに利用することができます。ただし全箇所に毒を含んでいるため、決して口にしてはいけません。
マダガスカルジャスミンについて
香りがジャスミンによく似ていますが、ジャスミンとは別の種類の花です。原産地は名前からも分かるとおりマダガスカルであり、根元が筒状で白い5花弁の花を咲かせます。
開花の時期は5〜9月頃であり、主に観賞用として栽培されます。目の覚めるような純白であり、清純なイメージがあるためか、花嫁のもつブーケの材料によく使われています。
ジャスミンティーはなぜ人気がある?
花茶とは、お茶の葉っぱに花の香りを加えたもののことを言います。緑茶にジャスミンの花の香りを加えて作るジャスミンティーも花茶の一種であり、中国では定番のお茶です。
ジャスミンティーは味がすっきりしているので飲みやすく、香りもよいので食後のお茶として最適です。また脂肪を溶かす効果があるといわれているため、ダイエットによいと特に女性に人気があるようです。
アラビアジャスミン(マツリカ)の育て方
ジャスミンティーの材料に用いられるのは、主に"マツリカ"とも呼ばれているアラビアンジャスミンです。アラビアジャスミンは八重や半八重の花であり、白色で直径は約3cmです。
寒さに弱いことを除けば、比較的丈夫なのでとても育てやすいです。マツリカの育て方や生育のポイントなどは下記を参考にして下さい。
マツリカの育て方(手順)
- 1.春に園芸センターなどで苗木を購入します。
- 2.鉢植えにして日当たりの良い場所におき、水をあげます。
- 3.秋まで緩効性の肥料を与えます。
- 4.終わった花は摘み取って切り戻しをしましょう。
生育のポイントなど
- 耐寒性がないので、冬は室内に入れて生育しましょう。
- 土は水はけが良く柔らかいものを選びます。
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